50代、ブログどころじゃなかった4月【後編】|それでもブログを辞めなかった理由

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ブログどころじゃなかった管理職

五月。

少しずつ、
仕事の流れが見え始めていた。

もちろん、
楽になった訳ではない。

相変わらず忙しい。

だが、
四月の頃のような
「何が起きているか分からない状態」
ではなくなっていた。

長年いた職員の退職

長年スタッフが退職

長年勤めてきた職員が、
退職を決めた。

自分がこの事業所に入った頃、
よくサポートしてくれた人だった。

精神的にも助けられた。
心強かった。

ただ、その人も、
管理職を降りてから、
少しずつ変わっていった。

仕事へのやる気が、
まったく感じられなくなっていた。

以前のような、
紳士的で頼れる姿は、
もう見られなくなっていた。

それでも、
定年まであと三年ほどだったので、
最後までは働くものだと思っていた。

だが、
人は変わる。

環境も変わる。

そして、
年齢を重ねるほど、
「ずっと同じ」は存在しないことを思い知らされる。

管理者として感じた孤独

管理者は、
弱音を吐けない。

現場が大変でも、
職員が不安でも、
利用者対応が重なっても、
最後は自分が判断しなければならない。

当然、
ミスも怖い。

だが、
止まる訳にもいかない。

「自分がやるしかない」

その言葉だけで、
毎日動いていた気がする。

それでもブログを閉じなかった

ブログをやめなかった

不思議だった。

あれだけ疲れていたのに、
ブログを消そうとは思わなかった。

更新は、
完全に止まっていた。

それでも、
「また書きたい」

その気持ちだけは、
消えなかった。

たぶんブログは、
収益だけではなかったのだと思う。

自分にとって、
「もう一つの人生」だった。

 
 

50代でも、まだ変われると思った

50代からでも変われる

この数か月で、
本当に色々なことがあった。

正直、
しんどかった。

だが同時に、
自分でも驚くくらい、
出来ることも増えていた。

経理。
給与。
社会保険。
雇用保険。

今まで、
「事務員さんがやるもの」
と思っていた仕事。

それを、
自分でも理解できるようになっていた。

そしてもう一つ。

止まっていたブログを、
また書こうとしている自分がいた。

50代でも、
人は変われる。

少しずつでも。

たぶん、
そういうことなのだと思う。

三月、四月は、
本当にブログどころではなかった。

だが、
完全に辞めなかった。

いや、
辞められなかった。

たぶん、
自分の中の将来の夢は、
「まだ終わっていないもの」
だったのだと思う。

だから今日、
またこうして書いている。

50代。
色々ある。

仕事も。
家庭も。
体力も。

だが、
それでも。

まだ、
人生は終わっていない。

今までずっと、
家族のために生きてきた。

だからこそ——
これからは、
自分自身の人生も、
少しずつ取り戻していきたいと思っている。

幸せな「第二の人生」を、
いつか笑って生きられるように。

今は、
もう少し頑張ってみようと思う。

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