子育ても仕事も一段落し、自分の時間を持てるようになった50代の方。
定年や退職を迎え、「これから没頭できる新しい趣味」をと考えている方。
かつての名作ドラマを、今だからこそじっくり鑑賞してみませんか?
今回ご紹介するのは、夫婦の絆で動乱の世を生き抜いていく姿を描いたNHK大河ドラマ『功名が辻』です。
主人公の山内一豊は、信長・秀吉・家康という「強烈なカリスマ経営者」たちに仕え、激動の時代を生き抜いた武将。決して天才ではない彼が、組織の理不尽に悩み、派閥争いに揉まれながら出世していく姿は、まさに現代のサラリーマンそのものです。
長年、社会の荒波で頑張ってきた私たちだからこそ、「あぁ、この一豊の気持ちはよく分かる…」と、我がことのように胸が熱くなる瞬間が何度も訪れます。
そして、そんな夫を支え、抜群の知恵と度胸で一豊を一国一城の主へと導いていく妻・千代の存在。忙しかったあの頃には味わえなかった「夫婦の絆の深さ」が、今の年齢になったからこそ、より深く心に染み渡るはずです。
この記事では、『功名が辻』のあらすじ・キャスト・見どころ・視聴方法(配信・DVD)など、これから観る方に必要な情報をサクッとまとめています。
※本記事は僕の個人的な感想・評価をもとに紹介しています。配信状況・料金・DVD情報などは変更される場合がありますので、最新情報は各サービスでご確認ください。
💑 『功名が辻』作品情報

- 放送年:2006年(平成18年)
- 全話数:49話
- 時 代:戦国時代~江戸時代初期
- 原 作:司馬遼太郎『功名が辻』
- 主人公:山内一豊・千代
- キャスト:仲間由紀恵(主演)、上川隆也、武田鉄矢、坂東三津五郎、舘ひろし、浅野ゆう子、永作博美、佐久間良子、香川照之、玉木宏、成宮寛貴、長澤まさみ、和久井映見、長谷川京子、佐々木蔵之介、三谷幸喜、江守徹、勝野洋、榎木孝明、大地真央、柄本明、中村橋之助、西田敏行、前田吟、津川雅彦 ほか
- 語 り:三宅民夫
- 脚 本:大石静
- 音 楽:小六禮次郎
- 感動度:★★★★★
- 笑い度:★★★★☆
- 泣ける度:★★★★☆
- おすすめ度:★★★★★
※評価は、僕が実際に最後まで視聴した感想をもとにした個人的な評価です。
📖 『功名が辻』あらすじ(ネタバレなし)

戦国時代――。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三英傑が天下をめぐって争う激動の時代を、一人の武将とその妻が生き抜いていきます。
主人公は、土佐藩主となる山内一豊。そして、夫を支え続ける妻・千代です。
一豊は、決して武勇や知略に秀でた天才型の武将ではありません。それでも、主君に忠実に仕え、与えられた役割を懸命に果たしながら、少しずつ自分の道を切り開いていきます。
そんな一豊を陰から支えるのが、妻・千代。
千代は、聡明で芯が強く、夫が困難に直面したときには知恵を授け、ときには大胆な行動で一豊を支えます。
信長、秀吉、家康と、時代の権力者が次々と入れ替わっていく中で、一豊はさまざまな武将たちとの出会いや戦いを経験しながら、武将として成長していきます。
一方、千代もまた、戦国の世を生きる女性として、夫や家族を守るために懸命に知恵を働かせていきます。
果たして、一豊は激しい戦国の世を生き抜き、どこまで出世することができるのか。
そして、一豊と千代の夫婦は、どのようにして人生を切り開いていくのでしょうか。
『功名が辻』は、戦国武将の出世物語であると同時に、夫婦が支え合いながら激動の時代を生き抜いていく物語でもあります。
歴史の大きな流れを楽しみながら、一豊と千代の夫婦の絆にも注目して観てみてください。
✨ みどころ
① 「内助の功」で一介の武将から大大名へ!究極のサクセスストーリー

画像:山内一豊と千代 「功名が辻」より (C)NHK
『功名が辻』の大きな魅力は、決して特別な才能を持っていたわけではない山内一豊が、妻・千代の支えを受けながら出世していく姿です。
一豊は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった戦国の有力者たちに仕えながら、少しずつ自分の地位を築いていきます。
しかし、何事も順風満帆に進むわけではありません。ときには主君の命令に悩み、周囲との人間関係に気を配りながら、厳しい戦国の世を生き抜いていきます。
そんな一豊を支えるのが、妻・千代です。
千代は、夫のために知恵を絞り、ときには一豊以上に大胆な決断を見せながら、夫婦二人三脚で人生を切り開いていきます。
一介の武将だった一豊が、やがて大名へと出世していく姿は、まさに戦国時代のサクセスストーリー。
「自分一人の力だけでは、ここまで来られなかった」
そんな一豊の人生を見ていると、夫婦で支え合うことの大切さも感じられます。
② 戦国最強の「おしどり夫婦」!コミカルで愛らしいホームドラマ感

『功名が辻』は、戦国武将の出世や合戦だけを描いた大河ドラマではありません。
主人公・山内一豊と妻・千代の夫婦関係が、物語の中心にあることも大きな魅力です。
一豊は、決して何でも完璧にこなす「できる男」ではありません。むしろ、ちょっと頼りないところもあり、そんな夫を千代が知恵と度胸で支えていきます。
二人のやり取りには、戦国時代を舞台にしていることを忘れてしまうような、コミカルで温かい場面もたくさんあります。
それでも、いざというときには互いを信じ、支え合う二人。
長年、夫婦として生活してきた50代以上の方なら、「分かるなあ」と思わず笑ってしまったり、「こういう夫婦っていいな」と感じたりする場面もあるはずです。
戦国時代の激しい争いを描きながらも、家に帰れば夫婦の会話や日常がある。
そんなホームドラマのような温かさが、『功名が辻』を親しみやすい大河ドラマにしています。
③ 現代のビジネスにも役立つ!戦国を生き抜く「最強の処世術」

『功名が辻』を大人になってから観ると、「これは戦国時代のサラリーマン物語なのでは?」と思えてくるところも面白いポイントです。
一豊が仕えるのは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という、それぞれ個性も考え方もまったく違う主君たち。
上司の考えを読み、周囲との人間関係に気を配り、ときには理不尽な状況にも耐えながら、自分の立場を守っていかなければなりません。
まさに、現代の会社員にも通じる「組織を生き抜くための処世術」です。
もちろん、戦国時代と現代の会社では状況はまったく違います。それでも、「誰を信頼するのか」「いつ動くべきなのか」「出しゃばりすぎず、ここぞというときにはどう行動するのか」など、一豊の生き方から考えさせられることは少なくありません。
若い頃に観れば「一豊は出世していく武将」として楽しめますが、仕事や人生を長く経験した今だからこそ、「一豊もいろいろ大変だったんだな」と共感できるのではないでしょうか。
戦国時代の出世物語を楽しみながら、現代の仕事や人間関係にも通じるヒントを感じられる。
そんな「大人になったからこそ楽しめる視点」も、『功名が辻』の大きな魅力です。
📺 『功名が辻』を視聴するには?

現在(2026年8月執筆時点)、NHKオンデマンドで視聴できます。
U-NEXTやAmazon Prime Video経由でもNHKオンデマンドを利用できるため、普段利用しているサービスから手軽に楽しめます。
👇 U-NEXTやAmazon Primeにまだ登録されていない方は、下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
📀 『功名が辻』DVD・Blu-ray 情報

レンタルで見られる?
タイミングによって「功名が辻」のレンタル状況が異なる場合があります。
下記の公式サイトから作品名「功名が辻」で検索し、最新のレンタル状況をご確認ください。
TSUTAYA DISCAS
レンタル状況確認(検索窓に「功名が辻」と入力)👉 TSUTAYA DISCAS
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※2026年8月執筆時点では、TSUTAYA DISCAS、ゲオとも取り扱いを確認できました。ただし、今後、取り扱い状況が変更される可能性もあるので、最新情報は上記のリンク先公式サイトでご確認ください。
DVD・Blu-rayは購入できるの?
執筆時点で、『功名が辻』のDVDの販売は確認できましたが、Blu-rayの販売は確認できませんでした。
「もう一度じっくり観たい」「お気に入りの作品として手元に残したい」という方は、DVDを購入して楽しむのもおすすめです。
👇DVDはこちら
第壱集・第弐集とSETで販売されています。
- 第壱集( 7枚組 / 第1~27回)
- 第弐集( 6枚組 / 第28~49回)
👇Blu-rayはこちら
販売が確認できませんでした。
📺 『功名が辻』各回のタイトル一覧
『功名が辻』は、2006年1月から12月まで放送された全49回のNHK大河ドラマです。
ここでは、全49回のタイトルを一覧でご紹介します。タイトルを見るだけでも、一豊と千代の夫婦がどのような人生を歩んでいくのか、その物語の流れが感じられます。
| 第1回~第25回 | 第26回~第49回 |
|---|---|
| 第1回「桶狭間」 | 第26回「功名の旗」 |
| 第2回「決別の河」 | 第27回「落城の母娘」 |
| 第3回「運命の再会」 | 第28回「出世脱落」 |
| 第4回「炎の中の抱擁」 | 第29回「家康恐るべし」 |
| 第5回「新妻の誓い」 | 第30回「一城の主」 |
| 第6回「山内家旗揚げ」 | 第31回「この世の悲しみ」 |
| 第7回「妻の覚悟」 | 第32回「家康の花嫁」 |
| 第8回「命懸けの功名」 | 第33回「母の遺言」 |
| 第9回「初めての浮気」 | 第34回「聚楽第行幸」 |
| 第10回「戦場に消えた夫」 | 第35回「北条攻め」 |
| 第11回「仏法の敵」 | 第36回「豊臣の子」 |
| 第12回「信玄の影」 | 第37回「太閤対関白」 |
| 第13回「小谷落城」 | 第38回「関白切腹」 |
| 第14回「一番出世」 | 第39回「秀吉死す」 |
| 第15回「妻対女」 | 第40回「三成暗殺」 |
| 第16回「長篠の悲劇」 | 第41回「大乱の予感」 |
| 第17回「新しきいのち」 | 第42回「ガラシャの魂」 |
| 第18回「秀吉謀反」 | 第43回「決戦へ」 |
| 第19回「天魔信長」 | 第44回「関ヶ原」 |
| 第20回「迷うが人」 | 第45回「三成死すとも」 |
| 第21回「開運の馬」 | 第46回「土佐二十万石」 |
| 第22回「光秀転落」 | 第47回「種崎浜の悲劇」 |
| 第23回「本能寺」 | 第48回「功名の果て」 |
| 第24回「蝶の夢」 | 第49回(最終回)「永遠の夫婦」 |
| 第25回「吉兵衛の恋」 |
💬 Oguのひとこと
僕にとって『功名が辻』には、特別な思い出があります。
僕は愛知県の岩倉市に縁があり、以前、五条川沿いを散歩するのを日課にしていた時期がありました。
その五条川沿いにある「お祭り広場」には、山内一豊生誕の地としての記念碑があり、『功名が辻』についても紹介されています。

ドラマを観終わったあと、僕はそこへ何度か足を運びました。
記念碑の前に立つと、ドラマの中で描かれていた一豊と千代の姿や、戦国の世を生き抜いていく二人の姿が自然と思い出されてきます。
そして、なんとも言えない気持ちになって、思わず合掌してしまったことを覚えています。
ドラマを観る前なら、そこにある記念碑も「歴史上の人物の記念碑」というだけだったかもしれません。
でも、“ドラマを観たことで、実際の場所まで特別な場所に変わって見える。”
僕にとって『功名が辻』は、そんな不思議な余韻を残してくれた大河ドラマです。
そして、『功名が辻』の主人公・山内一豊は、圧倒的な「凡人」(笑)。
そんな一豊が、賢い妻・千代の「内助の功」に支えられ、二人三脚で一国一城の主へと上り詰めていく姿は、観ていてとにかく応援したくなりますし、最高にスカッとします!
信長、秀吉、家康というクセの強い三大天下人の間で、不器用ながらも実直に生き残ろうとする一豊の姿は、50代になった今の僕たちの仕事や人生にもリアルに重なり、深く胸に刺さるのではないでしょうか。
「歴史モノは難しそう」と思っている人にこそ、まずはこの愛らしい夫婦のホームドラマとして、気楽に観てほしいです。
観終わる頃には、きっと自分の隣にいる人や、支えてくれる仲間に感謝したくなる。
そんな、僕の大好きな大河ドラマの一つです!
😊 こんな大河ドラマもおすすめです
『功名が辻』を観たい!と思われた方は、こちらの大河ドラマもおすすめです。
動乱の時代の人間ドラマが好きな方なら、きっと楽しめる作品を選びました。
🌸 大河ドラマが好きなら、きっと朝ドラも気に入ります
大河ドラマとはまた違った魅力がありますが、朝ドラにも心に残る名作がたくさんあります。
50代の僕が実際に観た作品の中から、「これはぜひ見てほしい」と思った8作品を紹介しています。



