「アストリッドとラファエル文書係の事件録」という海外ドラマがメチャメチャ面白いんです。
この「アストリッドとラファエル~」は、昨年(2022年)にシーズン1がNHKで放送されました。
(2023年5月にNHKで再放送決定、また観たい人、まだの人は是非!)
さてこの記事では、「まだ観ていない、これから観たい!」という方のために、簡単なあらすじと主なキャストやシーズン1の内容をザックリ紹介していきたいと思います。
ちなみに、このドラマはフランスで製作されたもので、NHKの放送では日本語吹き替えです。
声優の担当は、アストリッド役に貫地谷しほりさん、ラファエル役の林真里花さんで、役柄にピッタリの声でドラマをより素晴らしくなっていますよ。
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「アストリッドとラファエル文書係の事件録」簡単なあらすじ
舞台はフランス・パリ。
ラファエル(警視)とアストリッド(犯罪資料局・文書係)という女性2人が主人公の物語。
ラファエルはパリ警視庁の行動派で敏腕警視。一方、アストリッドは犯罪資料局で文書係で※自閉症を抱えている。
ラファエルはとある事件で犯罪資料局を訪ね、そこでアストリッドに出会う。
アストリッドの才能を目の当たりにし、事件の分析を依頼するように。
そしていつしか二人はバディのような関係となり次々と難事件を解決していく。
思い立ったらすぐ行動の猪突猛進型のラファエルと、几帳面で対人関係の苦手なアストリッド。
そんな全く正反対の2人が、事件を解決しながらお互いに心を通わせ、親友のような存在になっていくところがみどころです。
「アストリッドとラファエル~」主なキャスト
アストリッド・ニールセン(サラ・モーテンセン)
パリ犯罪資料局の文書係。自閉症。抜群の記憶力で犯罪資料局のデータはほとんど頭の中にインプットされている。また分析力も鋭い。性格は超几帳面。とにかくパズルが大好きで、パズルの事が気になると居ても立っても居られない。
ラファエル・コスト(ローラ・ドヴェール)
パリ警察の警視。超行動派のスゴ腕刑事。アストリッドと正反対でおおざっぱな性格。アストリッドのずば抜けた記憶力と分析力を高くかっていて、元々同僚のニコラと組んでいたがアストリッドと行動するように。
ニコラ・ペラン(ベノワ・ミシェル)
パリ警察の警部。ラファエルと同期。ラファエルとはずっとコンビを組んでいたが、アストリッドの登場でその立場が・・・。実はラファエルに想いをよせていて、アストリッドにヤキモチを焼いている?
主役ふたりのプロフィール
サラ・モーテンセン(アストリッド役)
- 名前:サラ・モーテンセン(Sara Mortensen)
- 生年月日:1979年12月10日
- 年齢:42歳(2022年10月時点)
- 出身:フランス・パリ
- 職業:女優
フランス語、ノルウェー語、英語を話されるそうです。スゴイですね。
このドラマについてNHKによるサラ・モーテンセンさんへのインタビュー
ローラ・ドヴェール(ラファエル役)
- 名前:ローラ・ドヴェール(Lola Dewaere)
- 生年月日:1979年12月4日
- 年齢:42歳(2022年10月時点)
- 出身:フランス・ブローニュ=ビヤンクール
- 身長:175cm
体が大きいんですね。ドラマを見ている限り特に大きくは感じませんでしたが、周りにいるフランス人はみんな大きいんでしょうかね。
「アストリッドとラファエル~」シーズン1の印象にのこった場面
所々に名言?が出てくるのが面白い
ラファエルの元?バディ、ニコラのうんちくが所々出てきます。
このやりとりが何だか面白いです(^^)
第1回『パズル』での二コラのうんちくは・・・
「ひづめの音がしたらシマウマではなく馬だと思え」
この言葉は、アメリカの医学界にある格言で「まずは確率の高い、当たり前なことから疑え」という意味なんだそうです。
そして第9回『消えた遺体』。ラファエルとニコラの前でアストリッドが言ったコナン・ドイル(シャーロックホームズの作者)の言葉の時↓
アストリッド:「どんなにありそうでなくても、不可能を排除したあとに残るのは真実である。」
ニコラ:「コナン・ドイルの名言だ。」
アストリッド:「そのとおり。」
ラファエルにどや顔のニコラでした(^^)
アストリッドとラファエルが、なんと日本語で話す場面が・・・
アストリッドが子供の頃から御用達にしている日本のお茶など取り扱っているお店があります。
そこの主人が日本人のタナカさんで、彼と簡単なあいさつ程度の日本語を喋るシーンがあります。
吹き替え版だとずっと日本語なので分かりませんが、原語のフランス語で視聴していると急に日本語でしゃべるシーンがあるので驚きです。
ドラマでは誕生日が全く一緒のふたり。実際の誕生日も?
第7話「フルカネリの指輪」で、2人の誕生日が全く一緒であることが判明しましたが、なんと実際の誕生日も一緒とまではいきませんが、かなり近い2人でした。
2人の誕生日は
- サラ・ニールセン(アストリッド)が、1979 年12 月10日
- ローラ・ドヴェール(ラファエル)が、1979 年12 月4日
2022年10月現在で42歳。たった6日違いの2人でした。
お互いの誕生日プレゼントが素敵すぎる
ドラマ「フルカネリの指輪」の話では、アストリッドとラファエルがお互いにプレゼントしますが、アストリッドは「指ぬき」を、ラファエルは「友情というタイトルの本」をプレゼントします。
ラファエルの本は何となく意味はわかります。(ラファエルの添えたメッセージがメチャ良いです!)
一方、アストリッドはなぜ「指ぬき」を渡したのかというのが、普通に考えるとナゾに思えます。
しかし、なぜ「指ぬき」をプレゼントにしたのか理由が分かるとなんだか心にグッとくるものがあります。
これは見ていない人はぜひ見てほしい場面なので、お楽しみにとっておいてもらい、ここでは理由は伏せておきますね。
「アストリッドとラファエル文書係の事件録」シーズン1の内容は?
フランスでの原作はシーズン1は全9話です。
NHKでの放送(吹替え版)は、PILOT版の「パズル」が前後編に分けて放送しており、第10回までありました。
第1話から第10話は以下の通りです(カッコ内は原題)。
- パズル・前編(Puzzle)
- パズル・後編
- 呪われた家・前編(Hantise)
- 呪われた家・後編
- ミッシング・リンク(Chainon Manquant)
- 閉ざされた部屋(Chambre Close)
- フルカネリの指輪(Fulcanelli)
- 存在しない男(L’Homme qui n’existait pas)
- 消えた遺体(La Mort et Compagnie)
- 五線譜の暗号(Invisible)
「アストリッドとラファエル文書係の事件録」の基本情報
フランスで放映されているテレビドラマです。
第1~第3シーズンと放送されました。そして本国フランスでは第4シーズンの製作も決定しています。
(シーズン2&3のNHK(もちろん日本語吹き替え)での放送も決定!)
フランスで放送された内容は以下のとおりです。
- パイロット版「パズル」・・・2019年4月
- 第1シーズン(全9話)・・・2020年3~4月
- 第2シーズン(全8話)・・・2021年5~6月
- 第3シーズン(全8話)・・・2022年8~9月
第2シーズンの内容は(左が原題・右が直訳)・・・
- L’Étourneau(ムクドリ)
- Irezumi(いれずみ)
- Le Paradoxe de Fermi(フェルミのパラドックス)
- Point d’orgue(ハイポイント)
- Circé(キルケ)
- Golem(ゴーレム)
- Le livre(本)
- En garde à vue(拘留されて)
第3シーズンの内容は(左が原題・右が直訳)・・・
- Plan global(全体計画)
- Memento Mori(メメント・モリ)
- Natifs(原住民)
- La Chambre ouverte(オープンルーム)
- Témoin(目撃者)
- Sang d’or(黄金の血)
- Les Fleurs du mal(邪悪な花)
- En souterrain(地下)
さて、アストリッドとラファエル~ですが、DVDやレンタル、動画配信サービスではどうなっているのか?気になるところですよね。
そちらは↓の記事で紹介していますので、良かったら参考にしてください(^_-)-☆
以上「アストリッドとラファエル~」の簡単なあらすじと主なキャストの紹介でした。
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